2013年11月17日(日) 『丸子の渡し』 活動報告
先般お知らせいたしましたとおり、11月17日(日)に丸子の渡しを実施しましたので、その様子を報告します。
日 時 | 2013年11月17日(日) 13時30分~ |
場 所 | 丸子橋(多摩川 川崎側河川敷) |
参加者 | 35名 |
主 催 | 丸子の渡し復活協議会 (川崎観光協会・丸子多摩川観光協会・中原観光協会・上丸子天神町町会 NPOとどろき水辺・国土交通省京浜河川事務所・川崎市) |
爽やかな秋晴れの昼下がり、丸子橋下にお集まり頂いたのは、35名の参加者の皆様。
丸子の渡し復活協議会代表 安住様の挨拶で始まった開会式では、来賓の川崎市中原区 板橋様、京浜河川事務所河川環境課 八木様よりお言葉を頂きました。
開会式のあとは、早速丸子の渡し乗船体験の始まりです。
参加者は全員ライフジャケットを着込み、万一の場合に備えます。
準備が整ったら、用意された2艇の船に、それぞれ6~8名ずつ乗り込み多摩川を遊覧します。
丸子橋を出発した船はまず上流へ向かいます。
乗船するとわかるのですが、いつもと景色が違って見えるのです。
最初に感じる事は、水面の低さです。これは、岸から見ているとあまり感じなかったのですが、水面とはこれほど高低差があるものかという実感が得られました。
そしてもう一つ感じたことは、沖に出たときに得られる開放感です。360度見渡せる多摩川の景色は、これも岸からでは掴みづらかった川の広さに由来するものではないでしょうか。
上流へ向かった船は、東急東横線をくぐり、東京都水道局 調布取水所付近で折り返します。
スピードを上げた船は秋の心地よい風を受け、今度は東海道線付近まで下ります。
途中では数種のサギの仲間を見つけることができ、多摩川の育む豊かな生態系を知ることができました。
乗船体験は、2艇の船がそれぞれ3回ずつ周遊したところで、参加者全員が乗船し、終了です。
最後に、閉会の挨拶を丸子多摩川観光協会会長 尾木様より頂き、無事終了。
この「丸子の渡し」乗船体験は、川崎市への観光誘致の目的のほか、かつての中原街道で重要な役割を持っていた丸子の渡しの歴史を伝え残すため、観光協会、地元町会、行政、NPOが一丸となって取り組んでいます。
ご参加頂いた皆様、そしてご協力頂いた皆様、本当にありがとうございました。
今後も「丸子の渡し」の復活に向け、ご支援をよろしくお願いします。