2015年6月14日(日)『川の安全教室 ~かっぱの川流れ~』 活動報告
開催日時 | :6月14日(日)10:00~12:00 |
開催場所 | :とどろき水辺の楽校フィールド(多摩川河川敷) |
参加人数 | :86名 スタッフ含む(うち子ども30名) |
2015年6月14日(日)に行われた『川の安全教室 ~かっぱの川流れ~』を実施した。 今回はその報告を行う。
この『川の安全教室 ~かっぱの川流れ~』は多摩川に親しみを持ってもらう事と同時に、川で安全に遊ぶためのノウハウを家族で学んでいただくために企画されたものだ。
当日は早朝からの雨もあがり、開始時間となる10時には大勢の参加者がとどろきフィールドに集まった。早速開会式が始まり、主催者挨拶と講師の紹介が行われた。
開会式が終わると、河村講師による安全講習が始まった。
安全講習の第一番目は、ライフジャケット着用である。体のサイズにあったものを着用し、ベルトはしっかりと締めること。ライフジャケットが緩いと水の中で体だけが沈んでしまうことがあるようだ。
また、川と海との違いについても説明があった。海で遊びなれていたとしても、川には流れがあり、また、塩分が無いため、浮力が受けられない点で危険性が高いそうだ。さらに岩や流木などの障害物にも注意してほしいとの事だった。
安全講習の後、恒例のラジオ体操で体をほぐし、ライフジャケットを着用し川遊びに備えた。安全教育という点では、参加者が親子でライフジャケットの着用方法を体験できる貴重な機会になったのではないだろうか。
全員がライフジャケットを着用し、川岸へ移動。
川岸では、川流れを実施する前の注意事項のほか、「スローロープ」と呼ばれる救助用のロープの使用方法など、説明があった。
このスローロープは、溺れている者に向かって川岸から投げ込むことができるように作られたロープで、投げ方としては、下投げではロープが水面に当たるとそこで止まってしまう事があるため上手投げの方が相応しいことなどが紹介された。
また、川での救助では、川に流れがあるため、無理にロープを引かなくても、ロープをしっかり固定していれば、溺れている者は自然に川岸に寄ってくる事などについても説明があった。
安全講習のあとは、お待ちかねの「かっぱの川流れ体験」だ。参加者の川流れの様子は、
こちらからどうぞ。
■ 【1回目】
■ 【2回目】
川からあがりフィールドに戻ると、川で冷えた体を「トン汁」が待っていました。
最後に閉会式を行い、解散となりました。
【次回予定】
7月12日(日)『多摩川カヌー教室』
多摩川丸子橋付近・河川敷でカヌーに乗る体験教室を行います。
【事前申込制】 午前・午後の2回、各回60名まで。応募者多数の場合は抽選となります。
開催日時(午前の部):2015年7月12日(日)8時50分~11時50分(予備日7月26日)
開催日時(午後の部):2015年7月12日(日)12時30分~15時30分(予備日7月26日)
開催場所:多摩川丸子橋付近・河川敷
詳しくはこちらから(※川崎市ホームページへ)
●昨年7月13日(日)『多摩川カヌー教室』 活動報告の様子
2014年7月13日(日)『多摩川カヌー教室』 活動報告へ