2017年6月11日(日) 『3校合同 河口干潟観察会』 報告

日 時:2017年6月11日(日)10時00分~12時00分(集合9時00分 川崎駅改札)
場 所:大師河原水防センター
参加者:だいし28名 かわさき15名 とどろき81名
 (いずれもスタッフ含まず)


 2017年6月11日(日) 川崎市内のだいし水辺の楽校、かわさき水辺の楽校、そしてとどろき水辺の楽校3校合同『河口干潟観察会』を大師河原水防センターで行なった。大師河原水防センターは今年2月に『多摩川水辺の楽校シンポジウム 川崎』 を行なった場所で、到着するとだいし水辺の楽校のスタッフが温かく出迎えてくれた。
河口干潟観察会
川の河口干潟観察会河口干潟観察会

 開会式では干潟で活動するための服装や身動きができなくなったときの対処法などについてスタッフから説明があっった。
川の河口干潟観察会河口干潟観察会
川の河口干潟観察会河口干潟観察会
川の河口干潟観察会河口干潟観察会
川の河口干潟観察会河口干潟観察会

 開会式を終えると早速干潟へ出発。どんな生きものに出会えるだろうか。
川の河口干潟観察会河口干潟観察会
川の河口干潟観察会河口干潟観察会

 干潟に入る前に深みにはまりにくい場所に関する説明があった。この日はこの時間から徐々に潮が引いていくため中洲まで観察に行くことができた。
 スタッフの手助けで干潟に降り、各々、早速観察会を開始した。
川の河口干潟観察会河口干潟観察会
川の河口干潟観察会河口干潟観察会
川の河口干潟観察会河口干潟観察会
川の河口干潟観察会河口干潟観察会
川の河口干潟観察会河口干潟観察会
川の河口干潟観察会河口干潟観察会
川の河口干潟観察会河口干潟観察会
川の河口干潟観察会河口干潟観察会
川の河口干潟観察会河口干潟観察会
川の河口干潟観察会河口干潟観察会
川の河口干潟観察会河口干潟観察会
川の河口干潟観察会河口干潟観察会

 観察会を終えると本日観察することができた生きものについて、だいし水辺の楽校のスタッフから解説があった。
 カニではヤマトオサガニ、クロベンケイガニ、アカテガニ、ケフサイソガニ、チゴガニなど。エビではスジエビの仲間のほか、ハサミシャコエビという珍しい生きものを捕まえた参加者もあった。魚ではマハゼ、チチブ、ウロハゼなど。貝では数多くのヤマトシジミが捕れたほか、ソトオリガイを観察することができた。
 捕まったカニは忙しなく暴れまわるのが普通だが、スタッフが両手でカニを閉じ込め数秒間暗闇を作ると、まるで手品で別の生きものにすり替えられてしまったかのように静かになった。
川の河口干潟観察会河口干潟観察会
川の河口干潟観察会河口干潟観察会
川の河口干潟観察会河口干潟観察会
川の河口干潟観察会河口干潟観察会
川の河口干潟観察会河口干潟観察会
川の河口干潟観察会河口干潟観察会
川の河口干潟観察会河口干潟観察会
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【今回観察できた生きもの】
◆カニ エビの仲間
ヤマトオサガニ チゴガニ アシハラガニ クロベンケイガニ ケフサイソガニ ハサミシャコエビ スジエビの仲間 テナガエビの仲間

◆貝の仲間
ヤマトシジミ カワザンショウガイの仲間 ソトオリガイ

◆魚の仲間
マハゼ ウロハゼ チチブ ボラの幼魚

◆鳥の仲間
コアジサシ ウミネコ ムクドリ コサギ ツバメ

◆その他
ミズクラゲ ゴカイの仲間 ヒモムシの仲間


【今後の予定】
◆平成29年度 多摩川河口干潟の生きもの観察
【第3回】
日時: 平成29年6月27日(日曜日)9時30分~12時30分
場所: 川崎市環境総合研究所
【第4回】
日時: 平成29年7月9日(日)9時30分~12時30分
場所: 川崎市環境総合研究所
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