2018年6月3日(日) 『川の安全教室(多摩川とどろき河川敷)』 活動報告
日 時 | :2018年6月3日(日)10時00分~13時00分 |
場 所 | :多摩川とどろき河川敷 |
参加者 | :50名(スタッフ含む) |
2018年6月3日(日)『川の安全教室(多摩川とどろき河川敷)』を行なった。
見事な快晴となったこの日、多摩川とどろき河川敷にはスタッフと合わせ50名もの参加者が会場に集まった。最初に開会式として講師、スタッフの紹介を行い、続いて恒例のラジオ体操で体をほぐした。
開会式に引き続き、講師から川の安全教室とガサガサ(川の生きもの探し)に関する注意事項に関する説明を行った。川遊びに相応しい服装や靴の選び方、ライフジャケットの重要性や装着方法など、保護者はもちろん、子どもたちにもわかりやすく説明し、サンダル履きで足元の装備に不安のある参加者には貸出も行われた。
さらにガサガサに関する説明では魚とり網の使い方や乾いた手で触らないようにとの魚の触り方、さらに捕まえた魚が酸素不足にならないようにする曝気水の準備について説明があった。
説明が終了後は、早速ライフジャケットの着用を行った。講師の説明のとおり、ライフジャケットはただ身に着けているだけでは不足である。ベルト調節多少きつく締め、きちんと体が浮くように着用してはじめて意味がある。スタッフは参加者の着用を手助けし、装備の確認を行った。準備は万端である。
準備が整ったところで川へ移動。熱中症の予防のため水分補給など最後のチェックを行って、いよいよ川の中へ。最初は榎本(えのきん)先生の指導の下、ガサガサを行った。
ガサガサの後は遠藤講師による川の安全教室を行った。この安全教室は、楽しい川遊びはしっかりとした安全管理の上に成り立つことを広めるため実施している。そのために正しい装備を用意し、これをきちんと着用し、さらに万一のときの知識や技術を紹介している。
この安全教室では着用したライフジャケットの有用性について「かっぱの川流れ」という遊びを通じて体験してもらっている。ライフジャケットはもちろん水場での大きな浮力を得ることができる。この「浮力」を遊びを通じて体感すれば、万一のときに冷静な判断に繋がる。実践的なとどろき水辺の安全教室のコンセプトである。
安全講習のあとはガサガサのまとめを行った。今回観察することのできた生きものは以下の通り。
アユ カマツカ ヌマチチブ ヒガシシマドジョウ マルタ(ウグイ)
モクズガニ ヌカエビ アメリカザリガニ
ダビドサナエ ミヤマサナエ コオニヤンマ
ガサガサ、安全教室を終え、川から集合場所のテントまで戻ると、具材たっぷり、お楽しみの豚汁が用意されていた。心地よい穏やかな天気の多摩川でピクニック気分を満喫することができた。
最後に主催者より閉会の挨拶で今年の『川の安全教室(とどろきフィールド)』を終了した。
【次回予定】
◆2018年8月5日(日)『多摩川カヌー教室』
2018年8月5日(日)、多摩川 丸子橋したにてカヌー教室を開催します。
こちらのイベントは事前申し込み制となっております。詳しくは今後の川崎市 市政だよりに掲載されますので、どうぞよろしくお願いします。