2018年9月16日(日) 『多摩川エコラシコ』 活動報告
開催日 | :2018年9月16日(日) |
開催場所 | :多摩川とどろき河川敷 |
天 候 | :晴れ |
2018年9月16日(日)に川崎フロンターレ選手会主催のクリーンアップ活動『多摩川”エコ”ラシコ』が開催された。この多摩川”エコ”ラシコは川崎フロンターレの選手と多摩川の清掃活動を行うイベントで、今年で11年目、10回目の開催となる。とどろき水辺の楽校は初回から選手会と協働してこのイベントを行い、今年は清掃活動のほかガサガサ(魚とり)と草木染めを担当した。
【開会式の様子】
イベントは13時の開会式からスタートし、開会式の中で治療のため参加できなかった小林悠選手、大島僚太選手のコメントが発表された。開会式の最後には全員でラジオ体操を行い清掃活動や体験学習に備えた。
【清掃活動の様子】
参加者にはトング、ゴミ袋を渡し、多摩川河川敷側に2グループ、サイクリングロード側1グループの3グループに分かれて清掃活動を行った。
ところが、いずれの場所でもゴミが非常に少なく、もちろん喜ばしいことだが、拍子抜けしてしまった。そこで参加者には、通常のクリーンアップ活動では対象としないアレチウリ、オオブタクサ、カナムグラなど外来植物の駆除をお願いした。
<左:オオブタクサ 右:アレチウリ>
【体験学習】
清掃活動の後は下の5つのグループに分かれて体験学習を行った。
1)ガサガサ体験 ― とどろき水辺の楽校 ―
2)ごみ分別体験学習 ― 川崎市中原生活環境事業所 ―
3)多摩川水生生物観察 ― 国土交通省京浜河川事務所 ―
4)草木染め体験 ― とどろき水辺の楽校 ―
5)多摩川クイズ大会 ― 川崎フロンターレ ―
【ガサガサ体験】
とどろき水辺の楽校ではガサガサ体験と草木染め体験を担当した。まずガサガサ体験では、事前申込の抽選で当選した30名の参加者と一緒に多摩川に入り、多摩川で魚とりを楽しんだ。ガサガサの後には今日捕まえることのできた生きものについて榎本(えのきん)先生の解説でまとめを行った。
<観察できた生きもの>
スミウキゴリ ヒガシシマドジョウ オイカワ(稚魚) マハゼ マルタ モクズガニ テナガエビ スジエビ ヌマエビ(SP) ウシガエル(2歳 特定外来種)
【草木染め体験】
ガサガサ体験と同じく草木染めも抽選の当選者のみ、50名。ハンカチに輪ゴムやペットボトルの蓋を使って絞りを作り、これを多摩川で生えるヨモギやイタドリを煮詰めて作った染料で染めて世界で1枚のオリジナルハンカチを作る。ところが、このハンカチは選手のご好意で、なんとサイン入り!素敵な思い出の品ができた。
【閉会式の様子】
それぞれの体験活動を終え、全員でブース前に集合、閉会式を行った。最後に集合写真を撮影し解散となった。
【次回予定】
《1》2018年9月23日(日) 川の安全教室(丸子橋付近) 詳しくは【こちら】
《2》2018年10月7日(日) 昆虫観察 詳しくは【こちら】
《3》2018年10月14日(日) 丸子の渡し祭り 詳しくは【こちら】
《4》2018年11月3日(土・祝) 二子の渡し体験 詳しくは【こちら】