2018年10月7日(日) 昆虫観察 活動報告
日 時 | :2018年10月7日(日)10:00~12:00 |
場 所 | :多摩川河川敷とどろきフィールド |
参加者 | :55名(スタッフ含む) |
2018年10月7日(日)、多摩川河川敷とどろきフィールドにて『昆虫観察』を開催した。今年は9月はそれまで猛暑だったことが嘘のように雨が続き、気温も低くなっていたが、前日から急に上がり、この日も30度近くまで上昇し、汗ばむような陽気の中、観察会が始まった。
最初に講師紹介。今年の講師もえのきん先生こと、榎本 正邦 先生。続いて恒例のラジオ体操で身体をほぐした。
えのきん先生から簡単な注意事項を説明を受け、早速昆虫観察を開始した。
最後にエノキの下に集合し今回観察できた昆虫についてまとめ解説を行った。
【今回観察できた昆虫】
●コバネイナゴ
長野の人は佃煮にして食べる。その中でもここにいるのはお尻の長さより羽が短い「小羽」イナゴ。大きいほうがメス、小さいほうがオス。
●エンマコオロギ
産卵管があって、長いのがメス。オスは一回り小さく、産卵管がない。
●クビキリギス
唇がドラキュラのようなものがクビキリギス。茶色型と緑色型がいる。100匹に1匹ぐらいピンクや赤のものがいる。これは成虫越冬するため来春産卵する。
●ツチイナゴ
これも成虫越冬して来春親になるツチイナゴ。小さいときは緑色だが、大きくなると茶色くなる。大きいのがメス、小さいのがメス。
●ツバメシジミ
今日は沢山見ることができた。
●ヒナバッタ
背中がⅩ文字になっている。
●ショウリョウバッタ
ショウリョウバッタのオスは「キチキチ」と鳴くことから昔はキチキチバッタと呼ばれていた。
その他観察することができた昆虫
トノサマバッタ コカマキリ モンシロチョウ ナミアゲハチョウ モンキチョウ
【クイズ】
1 バッタの触角はどこから出ているか?
― 目と目の間から出ている。
2 コオロギの耳はどこにあるか?
― 前足にある。
3 セミの耳はどこにあるか?
― お腹にある。
4 チョウの耳はどこにあるか?
― チョウは耳も鼻も触覚器になっていると言われている。
5 ショウリョウバッタはどこで音を出しているか。
― 足と羽をこすり合わせて音を出している。
6 カマキリは何目に属しているか。
― ゴキブリに近い。シロアリもこの目に属する。
7 虫の口はどう動くか。
― 人間は上下。虫は左右に動く。
※当日の様子が神奈川新聞に掲載されました。
【次回予定】
2018年11月3日(土・祝) 二子の渡し体験 詳しくは 【こちら】