2019年4月29日(月・祝) 『とどろき水辺の楽校 開校式』 活動報告
日 時 | :2019年4月29日(月・祝) 10:00~ |
場 所 | :とどろき水辺の楽校フィールド |
天 候 | :曇り |
参加者 | :300名 |
2019年度最初のイベントは『とどろき水辺の楽校 開校式』。昭和最後のイベントともなった。
当日の天気は曇り空、午後には雨も予想される天気の中、それでも会場のとどろき水辺の楽校フィールドには、300名もの参加者が集まってくれた。
イベントの最初には開会式を行った。いつも水辺の楽校舎の活動ご支援いただいている国土交通省京浜河川事務所 澁谷所長、川崎市建設緑政局緑政部 土屋部長からお話をたまわり、また、イベントのお手伝いに来てくださった向河原子ども会育成会、東京工業大学の皆様、そして榎本講師(ガサガサ魚捕り)、佐々木講師、深沢講師、羽賀講師(植物観察)の紹介を行った。
さらに開会式のあとには恒例のラジオ体操で体をほぐした。
今年度は、最初に小学校高学年以上と低学年以下の2班に分かれて植物観察を行った。
解説の中では、花の外にできる「花外蜜腺(かがいみつせん)」や一部の植物だけが有するため目印になる「托葉(たくよう)」に関する説明があった。
【今回観察した植物】
ハマダイコン カラスノエンドウ スズメノエンドウ セイヨウタンポポ カントウタンポポ カナムグラ モモイロツメクサ シロツメクサ ヨモギ ギシギシ
植物観察に続いてガサガサ魚捕りを行った。川に入るときは必ずライフジャケットを着用する。スタッフが一人ひとりの装備を確認し、多摩川へ。今年はどんな生きものと会うことができるだろうか。
【今回観察した川の生きもの】
・アユ マルタ(稚魚) オイカワ カワムツ スミウキゴリ ヌマチチブ ドジョウ ヒガシシマドジョウ ボラ(稚魚) 魚類9種
・モクズガニ スジエビ ヌマエビ(SP) アメリカザリガニ 甲殻類4種
・コヤマトンボ コオニヤンマ ダビドサナエ オナガサナエ ミヤマサナエ ハグロトンボ いずれもヤゴ 6種
ガサガサから戻ると、着替えを済ませた参加者から順に並び、スタッフが作ったうどんで昼食となった。うどんは多摩川で採れた野草の天ぷらを載せ天ぷらうどんに。
うどんの盛り付け・天ぷら作りには川崎市多摩川施策推進課(OB含む)、向河原子ども会育成会、さらに東京工業大学の皆様にご協力もあり、スムーズにとることができた。
また、デザートには一つひとつハマダイコンの花びらが載ったゼリーを楽しんだ。
講師の榎本(えのきん)先生には、ガサガサで捕まえた生きものについてクイズを交えて解説をいただいた。カニの「手」の数、そろそろみんな覚えたかな?
最後に閉会式を行って、解散となった。
当日の様子は平成31年4月30日 神奈川新聞に掲載されました。
次回5月19日に予定していた「水の安全教室」は8月25日に延期いたしました。どうぞお間違えなさいませんように
くわしくは【こちら】から。