2019年6月16日(日) 『3校合同干潟観察会』 活動報告
日 時 | :2019年6月16日(日) 10:00~ |
場 所 | :大師河原水防センター |
天 候 | :晴れ |
参加者 | :80名(とどろき水辺参加者・スタッフ含む) |
2019年6月16日(日) 、川崎市域のだいし水辺の楽校、かわさき水辺の楽校そしてとどろき水辺の楽校で『3校合同 河口干潟観察会』を開催した。
とどろき水辺の楽校で受付を行った参加者は、9時にJR川崎駅に集合し、京急大師線に乗り換え東門前駅へ。ここから徒歩で大師河原水防センターへ向かった。
大師河原水防センターに到着すると、各自着替えを行い、干潟で観察を行うための準備を整えた。
10時になると開会式を開始し、干潟で観察するための注意事項など説明があった。
開会式を終えると、だいし水辺の楽校で用意してくれたライフジャケットを着用し干潟へ移動する。
干潟に到着するといよいよ観察会を開始した。干潟のなかでも陸から離れ川に近い場所ではヤマトオサガニが、陸に近い葦原ではクロベンケイガニやアシハラガニが観察できた。また、数は少なかったが胸がきれいな青色をしたチゴガニを見つけた参加者もあった。干潟自体が非常に少なくなってしまったため、いずれも大変貴重な生きものだ。
最後に干潟で今回観察した生きものについてまとめがあり、カニのオスメスの見分け方やけケフサイソガニの名前の由来など教えてもらった。
干潟から大師河原水防センターに戻り、汚れた長靴などを洗って本日の観察会は流れ解散となった。
午後1時から2時まで屋内での講座が開催され、本日採集された生き物の解説が行われた。カニの種類、生態、ハゼ等海と川の生き物の違いなどとどろきの参加者はすみわけなどに興味を抱き多くの質問があった。
講師は干潟館館長のほか、佐川、中沢氏が担当された。
【今回観察した生きもの】
クロベンケイガニ ヤマトオサガニ ベンケイガニ モクズガニ チゴガニ アシハラガニ ケフサイソガニ ヤマトシジミ キタフナムシ マハゼ チチブ アベハゼ ボラ