2019年8月25日(日) 『水の安全教室(丸子橋付近 1回目)』 活動報告
開催日 | :2019年8月25日(日) |
場 所 | :多摩川丸子橋下河川敷 |
講 師 | : 河村 淳さん 遠藤 光紀さん |
2019年8月25日(日)、「水の安全教室(丸子橋付近 1回目)」を開催した。
開会式では講師の紹介に続き、恒例のラジオ体操を行った。
開会式のあとは早速、講義を行った。
溺れた者を助ける場合、助ける者がもっとも安全な方法を選ぶことが重要。慌てて水の中に飛び込むことなく、ロープや身近なものの中から浮力を得られるものを渡すことを考えてほしい。例えば膨らませたゴミ袋や空のクーラボックスは大きな浮力を得ることができる。
また、事前の危機予測が重要である。溺れた者がでた場合、同じ場所から助けようとすると、救助者が同じように溺れてしまうことがある。岸で動ける場所がある場合には陸上で先回りすると良い。このようなことを、誰かが溺れた場合に備えてシミュレーションしておくと万一の際の行動に違いが出てくる。火事があったとき、近くにある消化器に気づかず、普段見かける遠い場所の消化器まで取りに行ってしまうことがあるが、日頃の心構えが重要である。川で遊ぶときにはライフジャケットを必ず装着しよう。
また、もやい結び、巻き結び、一重つなぎ、プルージック結びなど、いざというときに役立つロープワークの紹介があった。
講義のあとは実際に川に入り、ライフジャケットの浮力を体感する「かっぱの川流れ体験」を実施した。最初にスタッフから渡されたライフジャケットをしっかり身につけ、装着方法の要所について説明を受けた。ライフジャケットの装着が終わると、いよいよ川流れ体験を実施。スタッフが付き添い、安全に川に入れるようにサポートした。
川の中では講師によって、足で障害物を避けることができるよう下流に足を向けること、全身の力をぬいて空を見るようにすることなど、両手を大きく広げ、カヌーのオールのようにバランスをとることなど、川流れのコツについて解説があった。
【川流れの様子】
さらに今回は「ジュニアニッパーボード」の試乗体験を実施した。思いの外スピードが出て、体験した子どもたちは非常に楽しそうだった。
【「ジュニアニッパーボード」試乗体験の様子】
最後に閉会式を行い、解散となった。
【次回予定】
2019年9月8日(日)『水の安全教室(丸子橋付近 2回目)』
■場 所 : 多摩川丸子橋下河川敷
■時 間 : 2019年9月8日(日) 10:00~12:00
■費 用 : 200円(全員・保険代として)
■持ち物 : 川に入るための用意・敷物・飲み物など
■申込み : 不要
■その他 : 小学生3年生以下 保護者同伴でお願いします。
※川に入るときの準備としては、化繊の長袖・長ズボン、ウォーターシューズ、軍手を用意することが好ましいです。ウォーターシューズがなければ、上履きに、大きめの汚れても良い靴下を被せて履くといいでしょう。サンダルや長靴はふさわしくありません。その他、濡れた荷物を持ち帰るビニールも忘れずにお持ち下さい。
※各自、当日ご自身で出したゴミは責任持ってご自宅までお持ち帰りください。
※当日は活動報告や広報活動のために撮影します。ご了承ください。
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