2020年9月20日(日) 『川の安全教室(丸子橋下)』 活動報告

日 時:9月20日(日)10:00~
場 所:多摩川河川敷丸子橋下
天 候:曇り
参加者:27名(密を避け2回の時間差を設けて開催)


 2020年9月20日(日) 、多摩川河川敷、丸子橋下付近にて川の安全教室を開催した。午後からは雨の予報もあり、あいにくの曇り空となったが、熱中症の心配も少なく開催することができた。
 今回も新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、定員制として人数を大幅に縮小しての開催となった。もちろん開催にあたっては参加者、スタッフ全員に検温を実施、密の状況を避けるよう注意を促した。


 最初に座学として、川遊びをする上での注意点として、服装や靴、装備の説明を行った。服装については長袖、長ズボンを着用し、乾きやすい化繊素材の衣類を選ぶよう紹介があり、靴についてはすぐに脱げてしまうサンダルは不適、紐でしっかり止めることとのできるものを選ぶようと説明があった。中でもライフジャケットは必ず着用するようことが強調された。装備の選択を誤った場合として、脱げたサンダルを追いかけて溺れる事故が多く報告されていることが紹介された。

 続いて、万一事故が起きてしまったときについて、身近なものでも救助の役に立つ物が紹介された。もちろん、スローロープなど専用の道具が好ましいが、空のペットボトルやクーラーボックス、膨らませたビニール製ゴミ袋でも代用が効く場合があり、まず、緊急時に備え、素早く動けるシミュレーションをしておくことが重要である。
川の安全教室川の安全教室
川の安全教室川の安全教室

 座学のあとには、全員ライフジャケットを着用し、スタッフが見守る中、川に入っての指導となった。
 川流れは、ライフジャケットの浮力を体感してもらう体験学習である。体の力を抜き、仰向けに空を見上げるようにすると、自然と体が浮くことを実感できたはずだ。さらに足を下流に向けて流れると、障害物を足で避けることができると説明があった。
 また、参加者には、ペットボトルを利用して作成したボートやジュニアニッパーボードと呼ばれる救命道具の試乗体験をしてもらった。 川の安全教室川の安全教室
川の安全教室川の安全教室
川の安全教室川の安全教室

 最後は閉会式を実施せず、流れ解散となった。同内容の安全教室を10月4日に開催、奮ってお申込いただきたい。