2018年4月29日(祝・日) 『とどろき水辺の楽校 開校式』 報告
日 時 | :2018年4月29日(祝・日)10時00分~13時00分 |
場 所 | :多摩川とどろき河川敷 |
参加者 | :300名(スタッフ含む) |
2018年4月29日(祝・日)、2018年度最初のイベントとなる「とどろき水辺の楽校 開校式」を開催した。見事な快晴となったこの日、開催場所の多摩川河川敷とどろきフィールドは300名もの参加者でにぎわった。
開会式では主催者挨拶のあと、国土交通省京浜河川事務所所長 渋谷氏、川崎市多摩川施策推進課係長 前原氏、太平洋總業サービス株式会社部長 野原氏より挨拶をいただいた。さらに講師の紹介では川の生き物担当の榎本正邦(えのきん)氏、植物担当のとどろきスタッフから注意事項の説明があった。特に、「ゴミは自宅まで持ち帰る」ことを重点的にお願いした結果、終了後主催者の食材包装以外のごみは一切なく、一人一人のささやかな行動が多摩川の美化につながる事、今後も地道に継続していく事の重要性を痛切に感じた。
開会式を終えると、参加者は2グループに分かれてガサガサ体験と植物観察を交互に行なった。
◆植物観察の様子
◆ガサガサの様子(前半組 ー 小学校3年生以上グループ)
◆ガサガサの様子(後半組 ー 小学校3年生未満グループ)
ガサガサと植物観察を終えた参加者は見事な五月晴れの下、けんちんうどん、野草の天ぷら、デザートを楽しんだ。
最後の閉会式では、植物観察とガサガサのまとめを行った。
◆今回観察できた水生生物(ガサガサ) 22種
天然アユ・ヌマチチブ・ボラ、ニホンウナギ(絶滅危惧)・ヒガシシマドジョウ・クサガメ・オイカワ・テナガエビ・ミナミヌマエビ・モツゴ・モクズガニ・ヤゴ(コオニヤンマ・ヒメゲンゴロウ・ハグロトンボ・ミヤマサマナエ・オナガサナエ)・スゴモロコ(琵琶湖)・スミウキゴリ(県内絶滅危惧種)・カワムツ・アブラハヤ・スジエビ・マルタウグイ(仔魚)
※採集、観察後速やかに多摩川に放流
◆今回観察できた植物(植物観察)30種
セイヨウタンポポ・ニワゼキショウ・ヤセウツボ・ヤブガラシ・コメツブツメクサ・ヒルガオ・アカツメクサ・ノビル・ハルジオン・オオバコ・ヒメハルジオン(芽)・カントウタンポポ・ハマダイコン・アメリカフウロ・ヘラオオバコ・セイタカアワダチソウ・カラスムギ・スイバ・ヤエムグラ・シバタケ(キノコ)・カラスノエンドウ・ヨモギ・スギナ・シロツメクサ・ギシギシ・スイバ・カタバミ・ヤブカンゾウ・ヒルザキツキミソウ・アカハナユウゲショウ
【次回予定】
◆2018年5月27日(日)『3校合同干潟観察会』開催のお知らせ
2018年5月27日(日)に大師河原干潟館(大師河原水防センター)にて、こちらも恒例となった3校合同干潟観察会を実施します。とどろき水辺の楽校では川崎駅に集合の後干潟館へ向かうため、事前申込制となっております。是非お気軽にお問い合わせください。
詳しくは 【こちら】 から。