2022年7月31日(日)『川の安全教室』活動報告
日 時 | :2022年7月31日(日) 10:00~ |
場 所 | :中原区丸子橋下(川崎市側) |
天 候 | :晴れ |
参加者 | :子ども20名 大人18名 |
2022年7月31日(日)、『安全教室』を開催した。
【開会式の様子】
主催者より開会の挨拶を行い、続いて本日の講師とEボート体験を担当する多摩川リバーシップの会の紹介を行った。開会挨拶のあとは、恒例のラジオ体操で体をほぐした。
受付ではコロナ対策として全員に検温を行い、熱中症への注意喚起を促した。
【川の安全教室の様子】
とどろき水辺 遠藤講師、河村講師より川で遊ぶ際、留意すべきことがらについて学ぶ安全教室を行った。
遠藤講師からは、川に入るときの装備について、服装や靴、ライフジャケットなどの説明があった。特に足元については、脱げやすいサンダルなどを追いかけたため、危険に見舞われる事例が多いことに触れ、脱げにくく、くるぶしまで保護される靴が望ましいとの解説があった。
河村講師からは、万一の際に取るべき行動について説明があり、身近なペットボトルやクーラーボックス、ゴミ袋などでも救助の一助になることを紹介した。何よりも、事故が起きてから考えるのではなく、事故に備えてどのような行動ができるか、どのようなものが役に立つのか、予め想定しておくことの重要性を強調して解説した。
【かっぱの川流れ(川流れ体験)】
安全教室の内容を踏まえ、実際に川流れを体験した。ライフジャケットを着用し、川に仰向けに浮かび、下流に足を向けて流れる体験を「かっぱの川流れ」と呼んでいる。
ライフジャケットの浮力を実体験し、その重要性を認識してもらうことが第一の狙いである。さらに川の中では慌てず流れに身を任せることで身体が浮くことを学んでもらった。下流に足を向けるのは、川の中の障害物を足で避けることができるためである。
【Eボート体験】
多摩川リバーシップの会の皆様の協力を得て、Eボート体験を行った。
Eボートは中に空気を入れて用いる収納可能なゴムボートで、10人ほど乗船することができる。コンパクトに収納でき、容易に組み立てることができるため、自治体などが災害時に備え準備しているケースも多い。
今回は多摩川リバーシップの会の皆様より操船方法を教えてもらい、実際に多摩川で乗船した。
【閉会式】
最後に閉会式を行い、解散した。